中国 四川省 成都 日常ブログ

中国 四川省 成都を中心とし、日本人の僕から見た中国を赤裸々に綴ってます

チベット 四姑娘山の旅 最終回

《ぜったい乗馬がオススメ‼️》

(四姑娘山 乗馬天国と登山地獄) 

 

2日目の朝を迎えました。昨日は58度の白酒(パイチュウ)を一気に呑まれたお連れさんも爆睡のおかげで復活、集合場所から送迎バスに乗り込み昨日とは異なる景観地区を目指します

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本日は基本的にフリー行動です。このイカツイ石の門をくぐって先を目指すのも良し、引き返してホテルで二度寝するのも良し。

よし!門をくぐり抜けて 意気込んで いざ乗馬と思った矢先にトラブル発生。

いきなりお連れさん

「今日は全部歩くよ」って…。

「いや、話が違うやん」

「大丈夫!(没关系)」

「いや、そうやなくて旅行会社のおばさんに馬の手配しててって言うてたやん」

「乗馬は高いからやめた」

「なんでやねん、そんな話一度も僕にしやへんかったやん」

このパターンは中国の人はアリアリです。

二人で食べるはずの火鍋のはずが、店に着けば   予告もなく親戚の方々と一緒に鍋を囲んでることもある。

景観地区の門の前で 翻訳機による喧嘩が始まりました(-_-)(-_-)

すったもんだしてますと、周囲のチベット人も集まってきました。

ある一人のチベット人が仲裁に入ってきて、私の背中を押して 門を潜らせましたσ(^_^;)

門をくぐれば 直ぐそこに馬舎がありました。

ほらぁ…いっぱい馬いてるやん。。

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「お願いやから馬に乗ろうよ…こんな経験一生に一度しかないんだよ…」

結局  嘆願。

「じゃあ途中までなら乗ってもいい」

嗚呼…良かった…馬に乗れる…。

僕も自分が子供かっ!とも思いましたけど、この先どんだけ歩くかもわかんなのです。僕の主張も間違ってないっす。

我の張り合いはここでひとまず消息。

乗馬の料金は一番長い距離で確か300元(4,800円)真ん中が200元(3,200円)体験価格は100元(1600円)くらいでした。

長い距離を選びたかったが、せっかく費用を節約しようとしてるのに、ここで贅沢言えば また馬舎前で翻訳喧嘩になりますので、ここは無難に真ん中コースをチョイスしました。

お金を支払うといざ乗馬。

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馬が爆走しないようにガイドさんが付いてくれますので初心者でも全然大丈夫👌

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楽しい…楽し過ぎる…。

僕が求めてたチベットはこれやったんです。

板の整備されてない道をひたすら歩くガイドさんの体力は凄いと思う。しかも標高3,000m以上なのに平然と登ってはる…。

一路はどんどん山奥へと登っていきます。

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馬に乗ること約1時間。

馬使いのおじさんが立ち止まってくれます。

目の前に広がる光景に瞳孔が開いた。

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自分がこの場にいる事のありがたさを感じる。

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恐らく一生に一度あるかないかの景色。

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「凄いね‼️」って言おうと振り返ると

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馬使いのおばさん 置いてけぼりにしてる…

「気をつけなさいっ(小心!)」って言うと

「全然大丈夫!あんたの方がカメラ落とさないようにしなさい!」と言い返される。

さすが 田舎育ちだ。

そんなこんなで、中間コースの終点にたどり着きました。

馬使いのおじさん

「ここからもハードだから追加料金払ってくれれば終点まで行くよ」と誘われましたが

馬に乗ってチベット山脈を見渡すのが、僕の夢やったので充分満喫したので ここで馬をおりました。

馬をおりた このポイントもこれまた美しい。

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もう…なんて言うか…空気は澄んでる目の前の光景にただ感動するばかりです。

「私は本当はこんな景色を見ながら歩きたかった」そう呟くお連れさんの気持ちもよく分かります。

よし、気合いいれてここからは歩こう。

ひたすら景観目的地を目指す登山が始まります

一瞬、熊かと思って腰が引けたし…。

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至る所に色んな動物が出没。

何キロ歩いただろうか…。

おっさんはもう既に限界です。

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元気やなぁ…。。

写真なんかとる気力も失せかけた時、やっとたどり着いた景色にこれまた感動したわけです。

ハイジの世界やん。

懸命に歩いて得る効果に達成感も込み上げてくるものですね。

本気の登山家の方々の気持ちが理解できます。

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しばし休憩所で景色を堪能したがら、奇跡的にも冷えたコーラが売ってたので そりゃ高かったけど格別でございました。

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ここで、初めて本来の目的であった、四姑娘山にいる日本人の方の事について、現地人に尋ねることにしました。

すると現地の方は、その日本人の存在を知っていました。やはりとても有名な人だったんですね。しかし、残念なことに彼曰く

「彼はこの自治区を去ってしまったよ。今は違う自治区で暮らしてるはずだ。もう数年彼を見ていない」と…。

嗚呼…とても残念…。

あえてここで名前なんて言いませんが、本当その方の人生観は凄いと感じたんです。裸一貫でこのチベットへ来られて 翻訳機やスマホもない時代に身振り手振りでコミュニケーションを取り、現地の方と一緒になって このチベットに人生を捧げたという日本人。

凄いことやなぁって…。

人それぞれ色んな人生があるわけです。

会うことは出来ませんでしたが、彼の存在のおかげで私たちはこのような素晴らしい景色を堪能することができたわけです。

さて、この先もまだ進めるようですが、おっさの脚は ガタと震えで限界なので、下山へと向かいます。

休憩ごとに眺める景色に力をもらいながら

どうにか脚を前に進めていきます。

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先々行かんとちょっと待って…

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ベストな倒木

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晴天に恵まれたおかげで、生まれて初めて これほど歩いた事がないくらいに歩きました。

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1日3万歩強…登った階段43階( ̄◇ ̄;)

ご予算に余裕のある方は、どうか往復で馬を利用されることをオススメします(^^;;

ただ、少しは歩いてみるのもいいもんですよ😊景観地区からやっと出ますと、お馬さんも退勤してはりましたw

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豪華なホテルに滞在されて四川料理を堪能するのも良しですが、せっかく成都まで脚を運ばれたなら あと僅かでチベットです。

時間や旅程に余裕のある方は、是非とも成都とチベットの旅を満喫していただきたいです。

一生、目の脳裏に焼き付く経験が出来ると思います。

お互い疲れてるので喧嘩も勃発したけれど、お連れさんの半ば強制的なこの旅に感謝です。

だけど身内同士、「谢谢」は言いません(笑)